ブログ

2024/02/06

ブログを始めました

練習場社長のゴルフ雑感録

私し、大島ゴルフセンターの運営会社である株式会社スガエンタープライズ社長の菅登志夫と申します。1958年生まれの前期高齢者です。数年前までは普通のサラリーマンで主に外資系金融機関で経理関係の仕事をしていましたが、2022年7月より一族で経営するゴルフ練習場の運営に携わる様になりました。ですからゴルフ練習場の社長といっても、ゴルフが上手いわけではありません。ゴルフは大好きで二人の娘が大きくなって父親(私の事です)を構ってくれなくなった20年前頃からは毎週の様にコースにいっていますが、下手の横好きで、一向に上達せず万年中級者です。

 この度、大島ゴルフセンターの認知度アップの為に、ブログを始める事としました。ブログのテーマは勿論ゴルフです。ゴルフに関するあらゆる事で私が日頃思っている事、感じている事をとりとめもなく書いていこうと思います。ブログをやる目的は既に申し上げた通り、「大島ゴルフセンターの認知度アップ」ですので、変な話ですが、例えどなたにも読んでいただけなくても良いのです。何故かと言うと、ブログの記事の中にゴルフ用語を沢山ちりばめる事によって、大島ゴルフセンターのホームページがゴルフ関連のWEB検索で引っかかり易くなり、その結果、認知度アップという目的はある程度達成できてしまうのです。いわゆるSEO(Search Engine Optimization 検索エンジン最適化)対策ですね。私はITの専門家ではないので、詳しいことは分かりませんが、私がブログの中で、例えば「トラックマン」と言うワードを多く使っていると、トラックマンを設置している練習場を探している人が、「トラックマン 練習場」で検索した場合、大島ゴルフセンターが検索結果の上位に来やすくなると言う事のようです。ですから、ブログの中で私がやたらと「トラックマン」とか「ゴルフスクール」とか「PXGクラブフィッティング」とかいうワードを使っていても、SEO対策だと思ってご容赦ください(笑)。

 さて、そう言う事でこのブログの初回の記事はトラックマンについて書かせていただこうと思います。大島ゴルフセンターは2024年2月現在、東京23区内で唯一のトラックマンレンジです。トラックマンレンジとは世界のトッププロも多数利用している弾道測定器、トラックマン4の技術をレンジ(練習場)用に応用した弾道測定システムです。

 距離100ヤード、打席数48打席の当練習場では、屋根に1台、フェアウェイに1台の、たった2台のレーダーで全打席の全ショットを計測しています。大型練習場ではもっと多くののレーダーが必要になりますが、当練習場の規模だと2台で充分だそうです。

 各プレイヤーの直ぐ後方に1台ずつ設置するプロ向けのトラックマン4は40項目以上のクラブとボールのデータを計測できますが、屋根とフェアウェイのレーダーだけのトラックマンレジでは各プレイヤーのクラブの動きまでは追えないので、ボールデータのみを測定します。測定項目は、キャリー飛距離、トータル飛距離、ボールスピード、最高到達点、打出角、左右打出角、キャリーサイド、ピンからの距離、の8項目です。ボールデータだけなので、ヘッドスピード、クラブ軌道等のクラブデータは計測していませんが、通常の練習にはこれで充分です。

 大島ゴルフセンターの場合はネット迄の距離が100ヤード弱と短いので、これまでは上級者の方にはちょっと物足りない練習場ではなかったかと思いますが、トラックマンレンジの導入によって、上級者の方にも充分ご満足いただける練習場に生まれ変わる事が出来たと自負しております。むしろ今では、トラックマンレンジと100ヤード鳥かごの組み合わせが実は最強の練習環境なのではないかと思っております。

 私のホームコース、千葉県のカレドニアン・ゴルフクラブには320ヤードのドライビングレンジが有ります。大変素晴らしい練習場で爽快に練習出来ますが、逆に広いだけにドライバーを打っても球の落ち所が良く見えず、まして落ちてからどれだけランがでたかなんて全くわかりません。これが、トラックマンレンジのある練習場だと、キャリー飛距離、ランを含めたトータル飛距離が瞬時にわかります。

 「それなら屋外の練習場じゃなくても弾道測定が設置されているインドア練習場で充分ではないか?」と言う事になりますが、そうではありません。やはり、いくら測定結果が数字で表されても、球筋をある程度は目で追えないと、なかなかナイスショットとミスショットの時の感覚の違いを掴むのが難しいのです。更に、インドアの場合、ショットのインパクト直後に「バン!」と大きな音でスクリーンに球が当たりインパクトの音を消してしまうので、この事が更にショットの感覚を掴みにくくしています。良いショットは良い音がしますよね?これがインドアではハッキリと聞けないのです。

 また、なぜ広い打ちっぱなしのレンジではなく100ヤードの鳥かごとの組み合わせが最強かと言うと、鳥かごの方が球の高さや方向が良くわかるからです。勿論、トラックマンレンジが有れば、最高到達点、左右打出角はわかりますが、ネットが無いドライビングレンジだと空中に目印がないので球の高さや方向が、判りづらいのですね。一方、鳥かごだと「2段目の梁」だの「3本目の鉄柱」だの、向こう側のネットに色々と目標が有るので、球がネットの何処に当たったかで高さと方向が良く判るわけです。もちろん目標が近すぎても球筋が判らないので短すぎる鳥かごもダメですが、100ヤードもあれば球筋も充分にわかるので、「トラックマンレンジ+100ヤード鳥かご」の組み合わせが最強だ、と言うのが私の結論です。

 トラックマンに付いてはまだまだ書きたいことがありますので、続きは次回のブログで。